心臓核医学検査

心筋細胞に集まりやすい性質を持った物質に微量のアイソトープ(放射性同位元素)をつけたもの(トレーサー)を静脈から注射します。心筋に集まるトレーサーから発生するガンマ線を特殊なカメラを用いて撮像します。使用するトレーサーによって心筋の血流、代謝、交感神経分布などの情報が得られます。当院では年間約600件の心臓アイソトープ検査を行い、心筋血流検査を約400件行っています。
心筋血流検査では虚血の有無を判定することによって、心イベント(心筋梗塞や不安定狭心症の発症)を予測する事が可能で、血行再建治療の必要性の判定に重要だと考えられています。最近では造影剤使用が困難な腎機能低下例でも安全に施行でき、かつ検出率が高くその有用性が再評価されています。

検査手順

薬剤投与もしくは運動(エルゴメーター)による負荷を行います。負荷中は医師が心電図、血圧などのモニタリングを行います。負荷後と安静時(約3時間後)の2回の撮像を行い、2つの写真を比べて心筋虚血の判定を行います。よりよい画像を得るために検査当日は食事を中止していただき、硝酸剤などの冠拡張剤を中止していただきます。また薬剤負荷の際には、カフェインが拮抗するためコーヒーやお茶なども中止していただく必要があります。水分の摂取は可能です。

下後壁の虚血症例と前壁の虚血症例

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